ニート生活6ヶ月での気づき

一つ前のエントリが転職の準備をするという記事だったのだけど、結局あの記事を書いたあと、仕事をやめただけで転職活動は進めていない。

転職するよりは、自分の能力ややりたいことを一歩踏み込んで確認しておきたいと思ったのでしばらく仕事なしの状態で自分が何をできるのか確認するため、7月末(最終出社は6/7辺りだったと思う)で仕事をやめるだけやめてみた。

その後、今までに気づいたことを書いていく。

やりたいことはあるか

仕事をやめる前は、会社を作りたいとか、webサービスを作りたいとか考えていたが、結局どれも大変そう(当たり前だけど)と思って特に手をつけずになってしまっている。
自分が本気でやりたいのなら大変かどうかではなく、やるかやらないかの話にしかならないはずなので、結局自分はこれをやりたいわけではないのだと理解できた。

あと、仕事をやめた後は、ゲームをしたりしていたし、なんとなく興味を持って買ったたくさんの技術書を読んだりして過ごしていたので、結局自分は今の時点で死ぬほどやりたいことがあるわけではないのだということを再確認できた。

ただ、学びを得て、それを活かして、社会に貢献できる場があればそれが自分にとっての幸せなのかもしれない、という結論に至った。
そういう場がなければ自分で作った方がいいのではないか、自分で作らないとダメなのではないかという思いで仕事をやめたはずだったのだけど、結局自分はまだそういう場を作りたいとゆるく思うだけで今の時点では本気ではなかったのだろう。

長期の休暇について

実質的にこれを書いている時点で6ヶ月休んでいるわけだけど、この休暇で体や心に変化が起きたのかというとそこまで大きな変化はなかったように思う。

ただ、会社に行かないでいると通勤などで強制的に外出して歩くという行動をしなくなるので、運動不足になりやすく、数ヶ月で数キロ太り、ついに大学生時代の体重からプラス10キロの体重になっていた。
今は運動不足解消のため、筋トレとジョギングをしているが、なかなか体重自体は落ちていない。
筋肉がつくのと脂肪が少しずつ落ちるのとで相殺されている部分もあるのだろう。

精神的な面では、心はだいぶリラックスしているというか、むしろたるんでいるのではないかというくらいにだるだるになっている。
ただ、頭が鈍るのは避けたいと思っていて、結局かなりの頻度というかほぼ毎日プログラミングとか勉強をして過ごしている。

ゲームについて

6月に仕事をやめた後は『SEKIRO』をクリアしようと思っていたし、クリアするまでは他のことをしないと思っていた。
結局1月くらいしたらクリアできてしまって、それからは『MHW』、『ユーロトラックシミュレーター2』、『パワプロ2018』、『Kenshi』、『428 ~封鎖された渋谷で~』などをやっていた。

『SEKIRO』をやるまではアクションで難しそうなゲームはやらないでおこうと思っていたのだけど、SEKIROにしてもMHWにしてもどうやったらうまくなるかを考えつつ、時間をかけて経験を積めば自分でも普通にストーリークリアもできるし、ある程度縛りプレイもできるようになる、ということが分かった。
アクションゲームやシューティングゲームが苦手というのは、単純にそれにかけている時間が短いために経験の絶対値が少ないことと、ゲームやステージを攻略するためのコツを見つけられていないだけだったのか、と気づけたのは良かった。
長年アクションゲームやシューティングゲームは難しくて才能がないのだと思っていたが、これからは少し才能がないと思っても、腰をすえてやってみてから判断しようと思う。

あと、『ユーロトラックシミュレーター2』は以前やっていたことがあって、やめ時がわからず、無限にやってしまうのが分かっていたのに、なぜ新PCにこのゲームをインストールしてしまったのか。。。

自分という人間について

結局自分は大したことのない人間で、能力も一人前くらいでしかないのだということを再認識できた。
自分には才能があり、この才能を世の中に活かすためにはもっと自分にふさわしい場所があるとか、そういう場を自分で作るのだ、ということを思ったとしても実現できないのは自分の意志も能力も全然足りていないことの証明なのだろうと思う。

ただ、仕事をやめる前に考えていた競馬の機械学習はある程度うまくいくようになってきたので、自分の才能は大したことないが、時間をかければそれなりのものにはなるということは分かってよかった。
競馬の機械学習関連についてはまた別の記事で書きたいと思う。

働かずに得る収入について

競馬の機械学習で働かずに収入が得られるようになると、働きたくなってくるという謎の心境の変化があった。
これはなんなのかまだ理解できてないが、働かずに収入を得る方法を究めていってしまうと、社会との接点が少ないのに収入だけ得て生きる形になってしまい、社会との距離感が大きくなることに対する危機感のようなものなのかもしれない。

デイトレーダーの人とか、世の中の高収入で会社などで働いていない人はこの辺りの感覚をどう扱っているのだろうか。少し調べておきたいと思う。


こんな感じで6ヶ月分をまとめると長くなってしまうなと思う。
もっと短く書けるように投稿間隔を短くしたい。せっかくの無職なのだし。